MERLIC Frontend の開始
MERLIC Frontend はいくつかの方法で起動することが可能で、接続先もいくつかの種類があります。MERLIC Frontend を起動すると、MERLIC コア 実行する MERLIC Vision App の処理ユニット。を構成する MERLIC サーバー、すなわち MERLIC Creator または MERLIC RTE のいずれかのインスタンスとの接続が試みられます。
MVApp 向けに MERLIC Vision App (MVApp) と Frontend のユーザーインターフェースを実装している最中は、MERLIC Frontend は通常 Frontend Designer または MERLIC Creator から起動します。この場合、MERLIC Frontend は当該の MERLIC Creator のインスタンスに接続されており、アプリケーションの制御や変更の適用を MERLIC Frontend で直接行うことができます。接続している MERLIC Creator と Frontend Designer は、MERLIC Frontend が開いている間はロックされています。
本番使用の場合、MERLIC Frontend は通常 MERLIC RTE インスタンスに接続する形で起動します。この場合、MERLIC Frontend は、ユーザーからの操作や変更を行えないようにロックされています。MERLIC RTE に使用する通信デバイスに制御が与えられ、MERLIC Frontend はアプリケーションの状態や実行の監視にのみ使用できます。しかし、ユーザーが MERLIC Frontend を使用して制御できるようにすることも引き続き可能です。詳細については、「Frontend の書き込みアクセス」を参照してください。
また、リモートシステムの MERLIC サーバーに接続する形で MERLIC Frontend を起動することも可能です。この場合、リモートシステムで動作する MERLIC アプリケーションの実行を監視できます。
また、同じ MERLIC サーバーに接続する MERLIC Frontend の複数のインスタンスを起動することもできます。ただし、同時に操作できるのは 1 つのインスタンスに限定されます。
サーバーは、MERLIC Frontend との接続に複数のチャンネルを提供することができます。これらのチャンネルは、MERLIC5.ini 構成ファイル内に定義されています。ほとんどの場合、デフォルト設定を変更する必要はありません。分散システムで MERLIC の複数のインスタンスを実行する場合や、MERLIC の使用する TCP/IP ポートを厳密に定義する必要がある場合は、必要に合わせて構成の調整が必要となることがあります。詳細については、「MERLIC INI ファイル」を参照してください。したがって、接続設定の調整が必要となるかどうかは、MERLIC Frontend の起動方法次第です。