MERLIC Runtime Environment
MERLIC Runtime Environment (略して MERLIC RTE) は、MERLIC のプロセス統合モードを表します。これにより、プログラマブルロジックコントローラー (PLC) などのマシンコントローラーと信号やコマンドで通信ができます。製造機械で MERLIC または MERLIC Vision App (MVApp) を制御する場合は、必ず MERLIC RTE が必要です。プロセス統合モードでは、対応する通信デバイスに制御を与え、たとえば MVApp を実行できるようにします。こうしてマシンコントローラは、統合ビジョンシステムの制御、実行の監視、結果の照会を行うことができます。
MERLIC RTE にはさまざまな利点があります。
- PLC は、MVApp の実行を制御できます。
- PLC は、プロセス統合中の MERLIC の内部状態を観察および照会できます。
- PLC は、画像処理タスクの結果を照会できます。
- PLC との通信は、MVApp でのマシンビジョンタスクとは独立しており、任意の MVApp および PLC 用にさまざまな構成を作成できます。
MERLIC RTE を使用するためには、MVApp、MERLIC レシピファイル MERLIC レシピファイルは、MERLIC プロセス統合に不可欠の要素です。独立したファイルであり (ファイル拡張子は .mrcp)、プロセス統合用にどの MERLIC Vision App を読み込むか定義します。また、選択されたツールパラメーター用に事前に定義された入力値のセットを含んでおり、MVApp によるパラメーター化の方法も定義します。 同一の MVApp について、異なる入力値のセットを含む複数のレシピファイルを作成することができます。これにより、アプリケーションの様々なシナリオについて、異なるパラメーター設定の MVApp を再使用できます。レシピファイルを使用して、まったく別の画像処理タスク用に MVApp を読み込むこともできます。、通信デバイスなど、さまざまな個別のリソースをまずセットアップしておく必要があります。MERLIC は、さまざまな通信デバイスやテクノロジ向けの通信プラグインを提供しています。プラグインには大きく 2 つの種類があります。1 つは「通信プラグイン」、もう 1 つは「I/O プラグイン」といいます。提供されているプラグインの詳細については、「 MERLIC RTE 用の通信プラグインと I/O プラグイン」を参照してください。