デジタル入力および出力の構成
入力および出力チャンネルを正しく構成するため、MERLIC の使用可能な信号に関する情報も考慮する必要があります。各コマンドおよび信号への入力および出力チャンネルの割り当ては、プロセス統合モードで MERLIC を適切に使用するために非常に重要です。使用可能な信号とコマンドの詳細については、「コマンドと信号 (デジタル I/O)」を参照してください。
デバイスのデジタル入力および出力の現在の構成をチェックするには、まずデバイスを有効にする必要があります。すると、有効なデバイスのリストに表示され、構成用に選択できます。
I/O デバイスの有効化
まず、MERLIC RTE Setup で目的のデバイスを選択し有効化する必要があります。
- MERLIC RTE Setup を開き、「I/O」タブに移動します。
- 「
リフレッシュ」をクリックして、利用可能な I/O デバイスのリストを更新します。詳細については、「I/O デバイスのセットアップ」を参照してください。
- 目的のデバイスを選択し、ダブルクリックまたは「
デバイスを有効化」ボタンのクリックで有効化します。
デバイスを有効化すると、そのデバイスの各構成が右側に表示されます。複数の I/O デバイスを有効化している場合は、構成を確認する対象のデバイスを選択してください。
デジタル入力の構成
MERLIC では、デフォルト構成に従って、使用可能なデバイスチャンネルに自動的に入力信号を割り当てます。「I/O」タブの構成エリアには、MERLIC 信号およびデジタル I/O チャンネルの現在のペアが表示されます。デジタル入力チャンネルは、「入力」セクションにリスト表示されます。構成エリアでチャンネルのデフォルト構成を手動で変更できます。
デジタル I/O デバイスでは以下の信号を使用できます:
|
信号 |
説明 |
|---|---|
|
StartSingleJob |
MERLIC Vision App の 1 回の実行をトリガーします。 |
|
PrepareRecipe |
レシピの変更をトリガーします。信号「RecipeIdBit0」から「RecipeIdBit3」を通じて、読み込むレシピの ID を事前に定義する必要があります。 |
|
RecipeIdBit0 |
レシピ ID の第 1 ビットを表します。 |
|
RecipeIdBit1 |
レシピ ID の第 2 ビットを表します。 |
|
RecipeIdBit2 |
レシピ ID の第 3 ビットを表します。 |
|
RecipeIdBit3 |
レシピ ID の第 4 ビットを表します。 |
デジタル入力チャンネルの割り当て
- デバイスのリストから I/O デバイスを選択します。
- 構成を変更する各信号について、目的の入力チャンネルをそれぞれのドロップダウンメニューから選択します。

- 「
保存」ボタンを使用して構成を保存します。デバイスが有効であれば、構成が保存されます。デバイスを無効にした場合、すなわち、有効なデバイスのリストから削除した場合、変更は失われ、デフォルト構成が復元されます。
下の構成例では、「StartSingleJob」用の信号が入力チャンネル「di_0.0」を通じて転送されます。
デジタル出力の構成
MERLIC では、デフォルト構成に従って、使用可能なデバイスチャンネルに自動的に出力信号を割り当てます。「I/O」タブの構成エリアには、MERLIC 信号およびデジタル I/O チャンネルの現在のペアが表示されます。「出力」セクションには、使用可能な信号およびデジタル出力チャンネルのリストが表示されます。望ましい場合、構成エリアでチャンネルのデフォルト構成を手動で変更できます。
デジタル I/O デバイスでは以下の信号を転送に使用できます:
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信号 |
説明 |
|---|---|
|
Error |
エラーが発生していないことを表します。 |
|
Ready |
MERLIC で実行 |
|
ResultState |
照会した結果データの状態を表します。 設定値が 1 の場合、処理が正しく行われ、照会結果が最新の内容であったことを表します。設定値が 0 の場合、処理が正しく行われなかったか、中断されたことを表します。この場合、結果が得られないか、値が古く、前回の実行で得られたものであるなど、既存の結果値が最新の値でないことが考えられます。
|
|
Resultn |
レシピファイルで参照されている、MVApp 用に定義されている n 番目の MVApp 結果 を表します。 |
デジタル出力チャンネルの割り当て
- デバイスのリストから I/O デバイスを選択します。
- 構成を変更する各信号について、目的の出力チャンネルを選択します。信号ごとに別々のチャンネルを選択する必要があります。

- 「
保存」ボタンを使用して構成を保存します。デバイスが有効であれば、構成が保存されます。デバイスを無効にした場合、すなわち、有効なデバイスのリストから削除した場合、変更は失われ、デフォルト構成が復元されます。
この方法で、特定の信号を転送する出力チャンネルを選択できます。結果への出力チャンネルの割り当てはオプションです。したがって、チャンネルの代わりに「--」エントリを選択できます。
プロセス統合モード用に使用可能なデバイスのリストとそれらのデフォルト構成を表示する別の方法として、MERLIC がインストールされたディレクトリから、コマンドラインオプション「--devices」を使用して MERLIC RTE を起動できます。詳細については、「Windows での MERLIC RTE の起動」を参照してください。
信号「Error」および「Ready」は現在の MERLIC 状態に関する決定的な情報を含んでいるため、これらの信号用にチャンネルを選択する必要があります。さらに、チャンネルは 1 回しか割り当てることはできません。
構成のリセット
デバイスのデフォルト構成を復元するには、「I/O」タブの下部にある「 デフォルトにリセット」をクリックして、加えた変更をリセットできます。