MERLIC レシピの変更 (Hilscher)
MERLIC RTE では、その後の処理で、PLC に別のレシピファイル MERLIC レシピファイルは、MERLIC プロセス統合に不可欠の要素です。独立したファイルであり (ファイル拡張子は .mrcp)、プロセス統合用にどの MERLIC Vision App を読み込むか定義します。また、選択されたツールパラメーター用に事前に定義された入力値のセットを含んでおり、MVApp によるパラメーター化の方法も定義します。 同一の MVApp について、異なる入力値のセットを含む複数のレシピファイルを作成することができます。これにより、アプリケーションの様々なシナリオについて、異なるパラメーター設定の MVApp を再使用できます。レシピファイルを使用して、まったく別の画像処理タスク用に MVApp を読み込むこともできます。を読み込ませることもできます。レシピの変更は、コマンド「PrepareRecipe」、つまり、それぞれのコマンドコード 4 でトリガーできます。
準備されたレシピがない場合、Frontend では、個々のテキストメッセージが表示されます。
前提条件
「PrepareRecipe」コマンドを呼び出せるのは、MERLIC が「Initialized」または「Ready」の状態にある場合のみです。したがって、レシピを変更する前に、MERLIC がこのいずれかの状態であることを確認する必要があります。また、読み込むレシピは、プロトコル FromPLCProtocol のメンバー Selector で定義する必要があります。
レシピの変更
レシピを読み込むために、プロトコル FromPLCProtocol で以下のメンバーを設定します。
|
Member |
値 |
説明 |
|---|---|---|
|
CommandCode |
4 |
コマンド「PrepareRecipe」のコード値 4 を定義します。 |
|
Selector |
ID |
読み込むレシピの ID を定義します。ID は、MERLIC RTE Setup の「レシピ」のレシピに割り当てられた ID を表します。たとえば、ID 1 のレシピを読み込むには、「Selector」の値を 1 に設定します。指定された ID のレシピが存在しない場合、MERLIC は「Error」状態に変化します。 |
PLC から MERLIC に送信されるプロトコル FromPLCProtocol は、以下の例のように定義できます:
TYPE
FromPLCProtocol :
STRUCT
Preamble : 17;
CommandCode : 4;
Selector : 5;
END_STRUCT
END_TYPE
上の例では、メンバー CommandCode の値は 4 に設定されます。したがって、MERLIC はコマンド「PrepareRecipe」を認識します。読み込むレシピファイルは、メンバー Selector で定義されます。この例では、ID 5 のレシピが準備され、MERLIC に読み込まれます。
同期
下図に、コマンド「PrepareRecipe」用の handshaking プロセスの例を示します。プロトコル FromPLCProtocol で CommandCode を 4 に設定することで、PLC がレシピ変更をトリガーします。レシピ変更用のコマンドをトリガーする前に、メンバー Selector 用に読み込まれるレシピの ID を設定します。
MERLIC がコマンドを認識すると、PLC のための確認としてプロトコル FromMerlicProtocol のメンバー CommandCode も 4 に設定され、MERLIC が指定されたレシピ ID のレシピファイルおよび、レシピで参照されている MVApp の読み込みを開始します。PLC が MERLIC からコマンド認識の確認を受信すると、FromPLCProtocol のメンバー CommandCode が 0 に設定され、ハンドシェイクプロセスが完了します。レシピの読み込み後、MERLIC が PLC から送信された CommandCode を確認し、それに基づいて処理を続けます。