インストールされるファイル構造

セットアッププログラムまたは各コンポーネントによって、以下のファイル構造が作成されます。

インストールディレクトリ

インストールディレクトリの場所はオペレーティングシステムによって異なります。

Windows

インストール時に別のディレクトリを指定しなかった場合、MERLIC はインストールタイプに応じて以下のディレクトリにデフォルトでインストールされます。

  • 現在のユーザー: %LOCALAPPDATA%\Programs\MVTec\MERLIC-5.7
  • すべてのユーザー: %PROGRAMFILES%\MVTec\MERLIC-5.7
Linux

Linux システムでは、デフォルトのインストールディレクトリはありません。MERLIC RTEMERLIC Frontend は任意のディレクトリにインストールできます。ただし、展開後のファイルは、個々のバージョンに応じた名前の特定のサブディレクトリ (たとえば 「merlic-5.7.1」) に配置されます。

メインディレクトリ

ここでは、特に重要なディレクトリとファイルについて簡単に説明します。インストール方法によっては、一部のディレクトリが存在しない場合があります。

bin:

このディレクトリでは、実行プラットフォームにちなむ名前が付けられたサブディレクトリに実行可能ファイルが収められています。また、このディレクトリには、MERLIC アプリケーションに必要なその他ファイルも収められています。

calib:

このディレクトリには、カメラのキャリブレーションに使用されるキャリブレーションプレート用の記述ファイルがあります。また、テスト目的で印刷可能なキャリブレーションプレートを収録した PDF ドキュメントもあります。詳細については、トピック「カメラキャリブレーション」を参照してください。

cmake:

このディレクトリには、通信プラグイン開発 SDK 用の CMake 構成ファイルが収められています。

codemeter:

このディレクトリには、ライセンスに必要なファイルが含まれています。

dl:

このディレクトリには、ディープラーニング機能を使用するいくつかの MERLIC ツール用にプレトレーニングされたディープラーニングモデルが含まれています。

drivers:

このディレクトリには、GigE Vision Streaming Filter などのドライバが収められています。

examples:

このディレクトリには、さまざまなサブディレクトリにさまざまなサンプルが収められています。

  • communication_plugins: さまざまな用途に活用できる通信プラグインのサンプル
  • containers: MERLIC RTEMERLIC Frontend 用のコンテナを構築するための出発点として使用できる Dockerfiles とスクリプトのサンプル
  • images: 付属のサンプルで使用されるサンプル画像
  • models: 分類を扱う MVApps のサンプル用の分類ファイル
  • mvapps: MERLIC Vision App のサンプル
  • recipes: プロセス統合を使用する MERLIC 用のレシピファイルおよび MERLIC Vision Apps のサンプル
  • rest_plugin_clients: さまざまなプログラミング言語での REST API クライアントのサンプル。サンプルのそれぞれのソースコードは自分独自のアプリケーションのテンプレートとして使用し、必要に応じて調整することができます。
  • tool_development:
    • convert_tools: 以前の MERLIC バージョンのカスタムツールを MERLIC 5.2 以上での使用のために変換
    • procedures: インターフェース手順の使用を有効化するために必要な HALCON 手順
    • tool_templates: 独自のカスタムツールを開発するためのツールテンプレートとして使用できるカスタムツールのサンプル
genicam:

このディレクトリには、GenICam 標準のファイルが収められています。これらのファイルは、MERLIC が提供するカメラインターフェースに必要です。

help:

このディレクトリには、すべての使用可能な言語の MERLIC のキュメンテーションが収められています。

include:

このディレクトリには、通信プラグインの開発に必要なヘッダーファイルが収められています。

lib:

このディレクトリには、通信プラグインの開発に必要なライブラリが収められています。

ocr:

このディレクトリには、プレトレーニングしたフォントが収められています。

som.d:

このディレクトリは、MERLICMVTec Software Manager (SOM) を介してインストールされている場合にインストールされます。これには、インストール、アンインストール、および将来の更新のために SOM が必要とするファイルが含まれています。

tools:

このディレクトリには、MERLIC で提供されるツールがあります。また、ツール名およびパラメーター名の翻訳用の言語ファイルもあります。

widgets:

このディレクトリには、MERLICDesigner ウィジェットが含まれます。

その他のファイル

AppData ディレクトリ

AppData ディレクトリ (デフォルトでは「%AppData%\MVTec」) 内に以下のファイル構造が作成されます。このディレクトリには、MERLIC によって作成されたログファイルも含まれます。詳細については、記録を参照してください。

Communicator/conf:

このディレクトリには、提供された OPC UA サーバープラグイン用の構成ファイルがあります。また、その後のプラグイン構成用のデフォルトの場所となります。

Configurations/default:

このディレクトリには、Image Source Manager 用の構成ファイルがあります。詳細については、トピック「MERLIC Image Source Manager (ISM)」を参照してください。

OPC_UA/store:

このディレクトリは、OPC UA アプリケーション用の「Certificate Store」です。信頼された証明書、自己署名証明書、拒否された証明書が格納されます。