領域をファイルへ保存

このツールでは、領域をファイルに書き込みます。領域はデフォルトでファイル形式 .hobj hobj はバイナリファイル形式で、すべての種類のアイコン関連 HALCON オブジェクト (画像、領域、XLD) の読み込みおよび書き込み機能を提供します。データは圧縮も変換もなしで書き込まれるため、このファイル形式の書き込みは、ほとんどの場合、サポートされている他のファイル形式よりも高速です。したがって、アプリケーションですべてのアイコン関連 HALCON オブジェクトの読み込みおよび書き込みを可能な限り高速で行う必要があり、圧縮が不要な場合、この形式を使用する必要があります。画像の場合、すべての HALCON ピクセルタイプを書き込むことができます。マルチチャンネル画像がサポートされています。チャンネルには混合ピクセルタイプを含めることができますが、幅および高さは同じにする必要があります。画像のドメインおよび作成日もファイルに保存されます。オブジェクトタプルは 1 つのファイルに書き込まれます。 で書き込まれます。MVApp の各実行に書き込み操作が適用されます。任意の MERLIC Vision App でツール ファイルから領域を読み取り を使用して、ファイルから領域を読み込めます。

このツールでは、領域が使用可能で、前のツールから供給されることが条件になります。

実行の動作

実行に関するこのツールの動作は、デフォルトの動作とは異なります。通常、MERLIC ツールは以下の場合に実行されます。

  • MERLIC Vision App は、連続モードで明示的に実行されています。
  • MERLIC Vision App は、「1 回実行」モードで明示的に実行されています。
  • MERLIC Vision App とツールが MERLIC Creator で開かれています。
  • ツールのパラメーター値が MERLIC Creator で変更されました。

ただし、ツール「領域をファイルへ保存」は、以下の場合にのみ実行されます。

  • MERLIC Vision App は、連続モードで明示的に実行されています。
  • MERLIC Vision App は、「1 回実行」モードで明示的に実行されています。

これにより、MVApp の読み込み時または、ツールのパラメーターの変更時に書き込み操作が適用されなくなります。

パラメーター

基本パラメーター

画像:

このパラメーターを使用して、画像を背景として設定します。通常は、処理済みの特徴 (輪郭または ROI など) の元となる画像でなければなりません。画像が接続されていない場合、背景は黒色になります。

領域:

このパラメーターには、選択したファイルに書き込んだ領域が含まれます。見やすいように、領域の境界はハイライトされます。領域は、前のツールから提供されることとします。したがって、このパラメーターは前のツールの結果に接続する必要があります。接続した領域は、ファイルに書き込まれます。

ファイル名:

このパラメーターは領域を書き込むファイルの名前およびパスを定義します。デフォルトでは「Me_region.hobj」に設定され、それはディレクトリ「%USERPROFILE%\Documents」にあります。対応するコネクターで目的のファイル名とパスの変更や選択ができます。領域はデフォルトでファイル形式「.hobj」で保存されます。ただし、形式「.reg」のファイルにも領域は書き込めます。相対ファイルパスを定義すると、指定されたファイルはデフォルトのディレクトリ 「%USERPROFILE%\Documents」を基準に検索されます。ただし、相対ファイルパスを定義したときに、すでに MVApp が保存されていた場合は、ファイルは MVApp があるディレクトリを基準に検索されます。

ディレクトリの作成:

このパラメーターは、パラメータ「ファイル名」で指定されたディレクトリがまだ存在しない場合に、MERLIC がそのディレクトリを作成するかどうかを定義します。デフォルトの値は 0 に設定されており、ディレクトリは作成されません。1 に設定し、「ファイル名」で指定されたディレクトリが存在しない場合には、MVAppが実行されるとすぐに、存在しないディレクトリが MERLIC によって作成されます。

結果

基本結果

カレントファイル名:

この結果には、最後の反復で保存されたファイルの名前と絶対ファイルパス、たとえば「C:\Users\Public\Documents\MVTec\MERLIC\Me_region.hobj」が含まれます。

ツール状態:

ツール状態」はツール状態の情報を返します。したがって、エラー処理に使うことができます。さまざまなツールの状態結果の詳細については、 ツール状態 結果 のトピックを参照してください。

追加結果

処理時間:

この結果は、ツールの直近の実行の持続時間をミリ秒単位で返します。結果は、追加結果として提供されます。したがって、デフォルトでは非表示になっていますが、ツール結果の横にある ボタンを使用して表示できます。詳細については、ツールリファレンス概要の処理時間の節を参照してください。