ソケットへ保存

このツールはレガシーとして設定されています。このツールはすべて下位互換性を維持するために引き続き使用できますが、今後の MERLIC バージョンでは、メンテナンスやアップデートは行われません。

このツールを使用して、(サーバー) ソケットへデータを書き込みます。

書き込み用のソケットをパラメーター「URL」に設定し、パラメーター「接続」を 1 に設定して接続を設定します。このツールはクライアント接続を確立するため、サーバーが使用可能な必要があります。 ボタンでは、このツールをシングルステップで実行できます。この操作では、段階的にデータを書き込めます。

ソケット処理」が前のソケットツールから接続されている場合は、すべてのパラメーターが最初のソケットツールから採用されます。したがって、現在のツールでパラメーター設定を調整する場合は、最初のツールで調整を行う必要があります。それ以外の方法では、パラメーターの変更は無視されます。

実行の動作

実行に関するこのツールの動作は、デフォルトの動作とは異なります。通常、MERLIC ツールは以下の場合に実行されます。

  • MERLIC Vision App は、連続モードで明示的に実行されています。
  • MERLIC Vision App は、「1 回実行」モードで明示的に実行されています。
  • MERLIC Vision App とツールが MERLIC Creator で開かれています。
  • ツールのパラメーター値が MERLIC Creator で変更されました。

ただし、ツール ソケットへ保存 は、以下の場合にのみ実行されます。

  • MERLIC Vision App は、連続モードで明示的に実行されています。
  • MERLIC Vision App は、「1 回実行」モードで明示的に実行されています。

これにより、MVApp の読み込み時または、ツールのパラメーターの変更時に読み込みおよび書き込み操作が適用されなくなります。ただし、パラメーター 接続 が 1 に設定されている場合、ツールは引き続きリモートデバイスとの接続の確立を試行します。

パラメーター

基本パラメーター

URL:

このパラメーターは書き込むソケットのURLを定義します。有効な「URL」は使用するプロトコル、接続するコンピュータのホスト名、コロンで区切られるポート番号からなります。例:「tcp://localhost:4000

接続:

このパラメーターはソケットとの接続を有効にするか無効にするかを定義します。パラメーターの設定値はデフォルトで 0 です。 その場合、ソケットとの接続は無効であり、書き込み用の接続は成立しません。ソケットへのデータ書き込みを開始するには、パラメーターを 1 に設定して書き込み用に接続を開きます。

値を変更するたびにツールが実行されるため、ツールの構成が完全に終わるまでは、パラメーター「接続」を 0 に設定することをお勧めします。

データ:

この結果はソケットに書き込まれたデータを含みます。デフォルトで文字列「MyString」が含まれます。使用できるデータ形式は、整数実数文字列値です。また、タプルとしてデータは送信できます。前のツールの結果を書き込む場合、パラメーターを前のツールのそれぞれの結果に接続できます。これで、接続したデータがソケットに書き込まれます。

データを正しく送信するには、パラメーター「データフォーマット」で正しい形式に設定する必要があります。

タイムアウト:

このパラメーターは書き込みタイムアウトを定義します。書き込みタイムアウトは秒単位で定義され、デフォルト設定値は 0.5 です。対応するコネクターで「タイムアウト」を変更できます。

データフォーマット:

このパラメーターはデータを書き込み用にコンバートする方法を定義します。データはバイナリパケットで送られるのでこれが必要です。デフォルトでは「」に設定されます。対応するコネクターでその値を変更できます。「データフォーマット」はオプション修飾子および反復回数が後に続く1つまたは複数の修飾子文字からなることがあります。

整数値

説明

c

1 バイト = 8 ビット, 符号付き

C

1 バイト = 8 ビット, 符号なし

s

2 バイト = 16 ビット, 符号付き

S

2 バイト = 16 ビット, 符号なし

i

4 バイト = 32 ビット, 符号付き

I

4 バイト = 32 ビット, 符号なし

q

8 バイト = 64 ビット, 符号付き (64ビットアーキテクチャでのみ使用可能)

Q

8 バイト = 64 ビット, 符号なし

浮動小数点値

説明

f

浮動小数点, 4 バイト = 32 ビット

d

ダブル, 8 バイト = 64 ビット

文字列値

説明

A

文字列(デフォルト長 1024 バイト), スペース埋め込み

z

可変長文字列、長さ修飾子は最大長さを定義します(デフォルト長1024バイト)。

Z

文字列(デフォルト長1024バイト)、ゼロ埋め込み、送信時はゼロ終了

データフォーマット としての値を必要としない特殊文字

説明

-

ゼロバイトはスキップします。

_

スペースバイトはスキップします。

上記修飾子の1つの後で使用できる修飾子

説明

n

ネットワークバイト順この修飾子はネットワークバイト順(ビッグエンディアン)からホストバイト順に読み取る時、整数や浮動小数点値を変換します。

書式文字列で先頭文字としても使えます。

N

この修飾子はインテルバイト順(リトルエンディアン)からホストバイト順に読み取る時、整数や浮動小数点値を変換します。

書式文字列で先頭文字としても使えます。

先行修飾子のための繰り返し回数

説明

n

整数と実数値の場合、このカウンタは、先行する修飾子が何度繰り返されるかを定義します。例、n=5 のとき、「c5」は「ccccc」になります。

n には任意の整数値を使用できます。文字列値の場合、n は文字列のサイズを表します。たとえば、「A2」はサイズが 2 バイトの文字列を意味します。

文字列が 2 つあるタプルを送信するには、修飾子を繰り返します。例、「AA」または「zz」。受信ソケットでは、データフォーマット は単独修飾子で定義すれば十分です。例、文字列を読み取るには、「z」。

追加パラメーター

ソケット処理:

このパラメーターでは、「ソケット処理」が定義済みの、前のツールからデータを書き込むソケットのハンドルを指定できます。「ソケット処理」を設定すると、現在の前のツールから、「URL」および「タイムアウト」が採用されます。

結果

基本結果

このツールは MERLICで見える基本結果がありません。実際の結果はテキストが書き込まれたファイルです。

ツール状態:

ツール状態」はツール状態の情報を返します。したがって、エラー処理に使うことができます。さまざまなツールの状態結果の詳細については、 ツール状態 結果 のトピックを参照してください。

追加結果

ソケット処理使用済み:

このパラメーターはデータを書き込むソケットのハンドルを示します。このハンドルは、以下のツールで読み書きに使用できます。複数のツールで同じハンドルを用いて同じソケットに対して同時に読み書きをするのは、予想外の結果になることがあるので避けてください。

処理時間:

この結果は、ツールの直近の実行の持続時間をミリ秒単位で返します。結果は、追加結果として提供されます。したがって、デフォルトでは非表示になっていますが、ツール結果の横にある ボタンを使用して表示できます。詳細については、ツールリファレンス概要の処理時間の節を参照してください。