実行を遅延

このツールでは、MERLIC Vision App の実行を遅延させます。このツールは、アプリケーションの任意の位置に挿入できます。

このツールは、ビジョンツールのさまざまな実行時間をシミュレートするなど、いくつかのテスト状況に使用できます。その場合、ツール 実行情報の取得 の結果「乱数」を、このツールの入力として、実行時間の変動を実現できます。別の状況として、通信ツールとの連携があります。I/O 後、他のデバイスが応答できるまで待機する場合、ツール「実行を遅延」を使用できます。

MERLIC Vision App 全体ではなく、単一の MERLIC ツールの実行を遅延させたい場合は、次の画像のように、トリガー接続を使用して、ツール「実行を遅延」の実行を明示的にトリガーする必要があります。

このツールは実行を遅らせるためのツールなので、それによる結果は得られません。

実行の動作

実行に関するこのツールの動作は、デフォルトの動作とは異なります。通常、MERLIC ツールは以下の場合に実行されます。

  • MERLIC Vision App は、連続モードで明示的に実行されています。
  • MERLIC Vision App は、「1 回実行」モードで明示的に実行されています。
  • MERLIC Vision App とツールが MERLIC Creator で開かれています。
  • ツールのパラメーター値が MERLIC Creator で変更されました。

ただし、ツール 実行を遅延 は、以下の場合にのみ実行されます。

  • MERLIC Vision App は、連続モードで明示的に実行されています。
  • MERLIC Vision App は、「1 回実行」モードで明示的に実行されています。

これにより、MVApp の読み込み時または、ツールのパラメーターの変更時に遅延が適用されなくなります。

パラメーター

基本パラメーター

ミリ秒:

このパラメーターは、MERLIC Vision App の実行をどれだけ遅らせるかを定義します。幅はミリ秒単位で定義され、デフォルト設定値は 10 ms です。

結果

基本結果

ツール状態:

ツール状態」はツール状態の情報を返します。したがって、エラー処理に使うことができます。さまざまなツールの状態結果の詳細については、 ツール状態 結果 のトピックを参照してください。

追加結果

処理時間:

この結果は、ツールの直近の実行の持続時間をミリ秒単位で返します。結果は、追加結果として提供されます。したがって、デフォルトでは非表示になっていますが、ツール結果の横にある ボタンを使用して表示できます。詳細については、ツールリファレンス概要の処理時間の節を参照してください。