リモート接続で Frontend を起動
MERLIC では、ローカルにインストールした MERLIC コア 実行する MERLIC Vision App の処理ユニット。なしで Frontend を起動できます。特に、リモートコンピュータから MERLIC サーバーにアクセスする場合に便利です。MERLIC サーバーは、ホストマシン上で起動されたコアの一部です。リモート接続を有効にするには、Frontend が接続する MERLIC サーバーを指定します。つまり、提供されたチャンネルおよび MERLIC サーバーのホストマシンを指定します。
MERLIC サーバーは、INI ファイル (デフォルトでは「MERLIC5.ini」) の接続設定オプションに設定するか、コマンドラインオプションとしてを指定できます。
構成設定の詳細については、Frontend 構成およびサーバー構成の章を参照してください。
前提条件
- MERLIC は、クライアントとサーバーの両方にインストールする必要があります。
- 接続を確立するには、サーバーが実行されている必要があります。
MERLIC 5.7.1 と旧バージョンとのリモート Frontend 接続の互換性:
MERLIC 5.7.1 インストールの Frontend を MERLIC 5.1 インストール (またはそれ以前) の MERLIC Creator または MERLIC RTE に接続すると、接続は成功しますが、Frontend ウィンドウはブランクのままです。逆に、MERLIC 5.1 (またはそれ以前) のインストールの Frontend が MERLIC 5.7.1 インストールの MERLIC Creator または MERLIC RTE インスタンスによって提供される Frontend を表示することはできません。
INI ファイルの接続設定
INI 構成ファイルで Frontend の接続設定は、「Host」と「Port」で定義されます。どちらも定義済みのデフォルト値があり、INI ファイルまたはコマンドライン引数で値が指定されなかった場合に使用されます:
|
プロパティ |
デフォルト値 |
|---|---|
|
Host |
127.0.0.1 |
|
Port |
9090 |
デフォルトの MERLIC5.ini ファイルで設定を調整するか、独自の INI 構成ファイルを定義することができます。INI ファイルでの接続設定の構成例:
[Frontend]
Host=localhost
Port=9090
構成設定の詳細については、Frontend 構成の章を参照してください。
INI ファイルに定義した接続設定でリモート Frontend を起動する
INI ファイルの接続設定を調整した場合は、Frontend をリモート接続で起動できます。
- Frontend を起動する必要があるコンピュータから、MERLIC がインストールされているリモートコンピュータに接続します
- コマンドプロンプトを開き、MERLIC インストールパス内の「bin\x64-win64」ディレクトリに変更します ("%PROGRAMFILES%\MVTec\MERLIC-5.7\bin\x64-win64" など)。
- リモート Frontend を起動します:
- デフォルト MERLIC5.ini ファイルの設定を使用します:コピー
merlic_frontend.exe
- 指定された INI ファイルの設定で Frontend を開くには、コマンドラインオプション --ini を使用します:コピー
merlic_frontend.exe --ini <FILENAME>.ini
それぞれの INI ファイルで接続設定が定義されていない場合、デフォルト値が適用されます。
コマンドラインオプションとしての接続設定
Frontend の接続設定を、リモート Frontend の起動時のコマンドライン引数として定義することもできます。この場合、以下のセクションで説明するコマンドラインオプション「--tcp <HOST:PORT>」を使用できます。コマンドラインオプションとして接続設定が指定されている場合は、呼び出しで INI ファイルが指定されていたとしても、INI ファイルの接続設定は無視されます。
コマンドラインオプションで定義した接続設定でリモー Frontend を起動する
- MERLIC がインストールされているリモートコンピュータに接続します。
- コマンドプロンプトを開き、MERLIC インストールパス内の「bin\x64-win64」ディレクトリに変更します ("%PROGRAMFILES%\MVTec\MERLIC-5.7\bin\x64-win64" など)。
- 呼び出し "merlic_frontend.exe" を使用してリモート Frontend を起動し、コマンドラインオプション「--tcp」を使用して <HOST:PORT> で Frontend を MERLIC サーバーに接続します。HOST は、ホストマシンの名前または IP を定義し、PORT は、サーバーが監視するポートを定義します。コピー
merlic_frontend.exe --tcp <HOST:PORT>
「merlic_frontend.exe」用のコマンドラインオプションの完全なリストについては、コマンドラインオプションのセクションを参照してください。さらに、"-h および --help オプションを使用すると、使用可能なコマンドラインオプションのヘルプが表示されます。
コマンドラインオプション
MERLIC では、「merlic_frontend.exe」用にいくつかのコマンドラインオプションが用意されています。
|
コマンドラインオプション |
説明 |
|---|---|
|
-h, --help |
使用可能なコマンドラインオプションおよび引数に関するヘルプを取得します。 |
|
-V, --version |
MERLIC バージョンを表示します。 |
|
--ini |
Frontend、プロセス統合または記録設定など、MERLIC 設定の構成に使用される INI ファイルのフルパスおよびファイル名を設定します。 Frontend が MERLIC Creator から起動されている場合、 MERLIC Creator の起動に使用した -ini オプションは、Frontend に転送されます。 |
|
--tcp <hostname or ip address>:<port> |
Frontend が接続するコンピュータに構成するホスト名または IP アドレスおよび、TCP/IP ポートを設定します。 |
|
--hide_window_title_bar=true |
アプリケーションウィンドウのタイトルバーを表示せずに MERLIC Frontend を起動します。これは、ウィンドウを閉じるなど、使用可能なキーボードショートカットにも影響します。 |
|
--icon_file |
Frontend 用のカスタムアイコンを指定します。これは、 ウィンドウのタイトルバーおよびタスクバーにデフォルトの MERLIC アイコンの代わりに表示されます。アイコンの絶対パスおよびファイル名を指定してください。 |
|
--fullscreen |
MERLIC Frontend をフルスクリーンモードで開始します。 |