画像を切り抜く
このツールは、関心領域 (ROI) で定義される画像部分で画像を切り抜きます。そのため、このツールには、切り抜く目的の画像を定義する長方形の ROI が必要です。
必要な長方形の ROI は、画像で任意の方向に描画できます。また、パラメーター「ROI」を前のツールの適切な ROI 結果に接続し、この ROI を切り抜きに使用することもできます。このツールのグラフィックウィンドウには、入力画像と、使用した場合は ROI が表示されます。切り抜いた画像は、後続のすべてのツールに自動的に適用されます。
パラメーター
基本パラメーター
画像:
このパラメーターは、切り抜く入力画像を表します。前のツールの結果として画像が利用できる場合、自動的に接続され、入力画像になります。
色画像を入力画像として使用すると、色画像のすべてのチャンネルが処理の対象になります。
追加パラメーター
ROI:
このパラメーターには、切り抜く画像の部分を定義する関心領域が含まれます。デフォルトで、 ROI は定義されず、画像は切り抜かれません。切り抜く画像の部分を指定するには、ROI が現在のツールに送信されるように適切な前のツールの結果 ROI にこのパラメーターを接続するか、使用可能な ROI ボタンで ROI を画像に描画します。
切り抜く画像部分を、回転した ROI で定義する場合、画像は軸方向の並列画像として返ります。
このツールがサポートしているのは、単独 ROI の使用のみです。 前のツールの接続から引き継いだ場合や、ROI ボタンで複数の ROI を描画して、現在のパラメーターに複数の ROI がある場合、切り抜きには前回作成した ROI のみが使用されます。
アライメントデータ:
このパラメータは、ROI のアライメントに使用するアライメントデータを表します。デフォルトでは、アライメントデータが接続されていないため、効果はありません。特定のアライメントデータを使用するには、マッチングによるアライメント、直線境界でアライメントを決定、画像をアライメント、あるいは 画像を回転 など、パラメータを適切な前のツールの結果に接続します。
結果
基本結果
切り抜き画像:
この結果では、ROI で定義した切り抜いた画像部分が返ります。
ツール状態:
「ツール状態」はツール状態の情報を返します。したがって、エラー処理に使うことができます。さまざまなツールの状態結果の詳細については、 ツール状態 結果 のトピックを参照してください。
追加結果
処理時間:
この結果は、ツールの直近の実行の持続時間をミリ秒単位で返します。結果は、追加結果として提供されます。したがって、デフォルトでは非表示になっていますが、ツール結果の横にある ボタンを使用して表示できます。詳細については、ツールリファレンス概要の処理時間の節を参照してください。
アプリケーションの例
このツール、以下の MERLIC Vision App 例で使用します:
- check_correct_filling_on_3d_height_images.mvapp