キャリブレーション原点を設定

このツールでは、カメラキャリブレーション などで事前に決定された「キャリブレーションデータ」に基づいて、座標系をリセットします。これにより、オブジェクトの実際の位置および方向に応じて、座標系の原点および方向を設定できます。

このツールでは、キャリブレーションデータ が使用可能で、前のツールから供給されることが条件になります。

パラメーター

基本パラメーター

画像:

このパラメーターは、キャリブレーション原点を表示する画像を表します。

発生場所:

このパラメーターは、点関心領域の形式でキャリブレーション原点を指定します。デフォルトで、原点に ROI は定義されません。x 軸と y 軸の原点を定義するには、ROI が現在のツールに渡るように、前のツールの適切な ROI 結果にパラメーターを接続するか、使用可能な ROI ボタンで新しい ROI を画像に描画します。

このツールがサポートしているのは、単独 ROI の使用のみです。 前のツールの接続から引き継いだ場合や、ROI ボタンで複数の ROI を描画して、パラメーターに複数の ROI がある場合、処理には前回作成した ROI のみが使用されます。

キャリブレーションデータ:

このパラメーターには、調整するキャリブレーションデータが含まれます。座標系を新たに指定するために使用する「キャリブレーションデータ」を定義するには、キャリブレーションデータが現在のツールに渡るように、カメラキャリブレーションなど、前のツールの適切な結果にこのパラメーターを接続します。結果は直ちに画像に適用されます。

方向:

このパラメーターは、方向 (x-y 平面における新しい座標系の回転) を定義します。回転は、平面に垂直な軸の周囲で反時計方向に行われ、時計方向の回転はマイナス角度を表します。回転角度の単位は度数です。デフォルト設定値は 0°です。このとき、新しい座標系の x 軸は右方向の水平を表します。回転角度を変更するには、対応するパラメーターで、方向 の角度を変更します。結果として、キャリブレーションの新しい方向が、回転した x 軸と y 軸として直ちに表示されます。

説明

0

x 軸は回転しません。

1 ~ 180

x 軸は反時計方向に回転します。

-1 ~ -180

x 軸は時計方向に回転します

追加パラメーター

アライメントデータ:

このパラメーターは、座標系のアライメントに使用するアライメントデータを表します。デフォルトで、アライメントデータは、効果が表示されない定義になります。特定のアライメントデータを使用するには、マッチングによるアライメント直線境界でアライメントを決定画像をアライメント、あるいは 画像を回転 など、パラメータを適切な前のツールの結果に接続します。新しい座標系は、アライメントされたオブジェクトの位置と方向に調整されます。

左右の別:

このパラメーターでは、新しい座標系の左手または右手を選択できます。デフォルトで「右手」座標系を使用します。したがって、「X 軸」から「Y 軸」への回転は、時計方向に 90°の回転を表します。ただし、「左手」座標系の対応コネクターを選択することもできます。左手座標系の場合、「X 軸」から「Y 軸」への回転は、時計方向に 90° の回転を表します。

結果

基本結果

適合キャリブレーションデータ:

この結果には、新しい座標系に対応する「適合キャリブレーションデータ」が含まれます。このパラメーターは、後続のツールで、その後の画像の実処理に使用できます。

ツール状態:

ツール状態」はツール状態の情報を返します。したがって、エラー処理に使うことができます。さまざまなツールの状態結果の詳細については、 ツール状態 結果 のトピックを参照してください。

追加結果

X 軸:

この結果で、決定された新しい座標系の x 軸が返ります。結果は輪郭として返り、赤色で表示されます。

Y 軸:

この結果で、決定された新しい座標系の y 軸が返ります。結果は輪郭として返り、緑色で表示されます。

処理時間:

この結果は、ツールの直近の実行の持続時間をミリ秒単位で返します。結果は、追加結果として提供されます。したがって、デフォルトでは非表示になっていますが、ツール結果の横にある ボタンを使用して表示できます。詳細については、ツールリファレンス概要の処理時間の節を参照してください。