線近似

このツールを使用して、線分を点に近似します。線分に近似させるためには点が 2 つ以上必要です。

点は、使用可能な関心領域 (ROI) ボタンで画像に描画できます。あるいはパラメーター「」を前のツールの適切な ROI 結果に接続できます。点 ROI 以外の ROI を使用する場合、ROI の個々の中心点が近似に使用されます。近似した線分は、2 つの点を挿入するとただちに表示されます。

このツールではキャリブレーション情報を処理できます。前のツールの結果が接続され、パラメーターとして使用される場合、接続された結果に含まれる可能性のあるキャリブレーション情報も実処理できます。つまり、このツールの結果にはキャリブレーション情報が含まれる場合があります。たとえば、接続されたパラメーターがピクセル単位の距離を表す場合、キャリブレーション情報を使用して世界における距離に変換されます。ただし、計測は、すべての実処理パラメーターがキャリブレーション情報を含んでいる場合にのみ、キャリブレーション情報を使用して実処理され、それ以外の場合は、キャリブレーション情報なしで結果が返されます。

パラメーター

基本パラメーター

画像:

このパラメーターは、線分を近似する入力画像を表します。

:

このパラメーターは、線分を近似するための点関心領域 (ROI) を定義します。デフォルトで、ROI は定義されません。 点を定義するには、前のツールの適切な ROI 結果にパラメーターを接続するか、使用可能な ROI ボタンで新しい ROI を画像に描画します。 複数のツールの ROI 結果を接続することはできません。

円に近似させるためには点が 2 つ以上必要です。点 ROI 以外の ROI を渡す場合や描画する場合は、それぞれの中心点が適用されます。

追加パラメーター

フィッティング手法:

このパラメーターは、線分を点に近似する方法を定義します。このパラメータのデフォルト設定値はテューキーです。「フィッティング手法」を変更する場合、対応するコネクターで、目的の方式を選択します。

説明

回帰

この手法は、標準のフィッティング手法です。点は加重されて (最小自乗)、近似線分に近似されます。

外れ値を無視するフィッティング手法を使用するには、この手法を使用します。

フーバー

この手法は、フーバーのアプローチに基づいています。点は加重されて (最小自乗)、近似線分に近似されます。外れ値は、線形に重み付けされ、引き続き少しの影響力を維持します。

外れ値の線形加重により外れ値の影響を軽減するフィッティング手法を使用するには、この手法を使用します。

テューキー

この手法は、テューキーのアプローチに基づいています。点は加重されて (最小自乗)、近似線分に近似されます。

近似の実行前に外れ値を除外することにより代数的外れ値の影響を軽減するフィッティング手法を使用するには、この手法を使用します。

Gauss

この手法は、Gauss のアプローチに基づいています。点は加重されて (最小自乗)、近似線分に近似されます。

外れ値の影響は、近似された線分からすべての点までの距離の平均値と標準偏差に基づいて軽減されます。

外れ値を無視

この手法は、「回帰」と似ています。点は加重されて (最小自乗)、近似線分に近似されます。

外れ値は除外します。特に、平均距離よりも線分から離れているすべての点が近似において無視されます。

結果

基本結果

線分:

この結果では、点に近似した線分のグラフィック表示が返ります。結果は線分 ROI として返ります.

方向:

結果として、近似された線分と線分の中心点を通る仮想的な水平ラインの間の角度が返ります。角度の計算は反時計方向に行われ、実数として返ります。

スコア:

この結果では、どの程度の精度で近似が行われたかを示す数値が返ります。結果は 0 から 1 の範囲の実数として返ります。「スコア」の値が 1 の場合、線分は 100% の精度で点に近似され、すべての点の位置が近似された線分から同じ距離となります。

ツール状態:

ツール状態」はツール状態の情報を返します。したがって、エラー処理に使うことができます。さまざまなツールの状態結果の詳細については、 ツール状態 結果 のトピックを参照してください。

追加結果

処理時間:

この結果は、ツールの直近の実行の持続時間をミリ秒単位で返します。結果は、追加結果として提供されます。したがって、デフォルトでは非表示になっていますが、ツール結果の横にある ボタンを使用して表示できます。詳細については、ツールリファレンス概要の処理時間の節を参照してください。