バックライトでカウント

このツールを使ってバックライトにより画像の中で類似する面積を持つオブジェクトをカウントします。

このツールには easyTouch および easyTouch+ を利用することができます。 つまり、画像でカウントするオブジェクトを対話的に選択できます。このとき、対応するパラメーターは自動的に適合されます。カウントするオブジェクトの 1 つにマウスポインタを合わせます。MERLIC は、現在のマウス位置に適合する検出されたすべてのオブジェクトを強調表示し、それぞれの中心点のプレビューを表示します。easyTouch プレビューで強調表示されているオブジェクトをカウントする場合は、マウスクリックで選択を確認します。このパラメーターは、選択したオブジェクトに合わせて自動的に調整されます。ただし、対応するコネクターでは、手動でも調整できます。

画像内でさらにオブジェクトをカウントするには、easyTouch+ を使用できます。つまり、Ctrl キーを押しながら追加のオブジェクトを選択します。MERLIC は、選択したオブジェクトが前の選択の現在のパラメーター設定に適合するかどうかを自動的に確認します。それらが適合しない場合、たとえばマウスが反対のグレイ値を持つオブジェクトの上にあるといった場合、MERLIC はただちに、それぞれのオブジェクトが easyTouch+ によって無視されるというフィードバックを出します。

パラメーター

基本パラメーター

画像:

このパラメーターは、オブジェクト数を数える画像を表します。

色画像をこのツールの入力として使用すると、最初のチャンネル (赤いチャンネル) のみが処理の対象になります。

最小面積:

このパラメーターはカウントするオブジェクトの「最小面積」を定義します。このパラメーターはピクセル単位で定義され、デフォルト設定値は 2 ピクセルです。グレイ値が指定「最小面積」よりも小さいすべてのオブジェクトはカウントから除外されます。カウント用にオブジェクトが選択されると、このオブジェクトの「最小面積」が直ちに設定され、使用されます。easyTouch+ を使用してさらにオブジェクトを追加した場合、選択対象に追加された各オブジェクトについて「最小面積」が自動的に調整されます。しかし、対応するコネクターで値を手動で変更することもできます。

最大面積:

このパラメーターはカウントするオブジェクトの「最大面積」を定義します。このパラメーターはピクセル単位で定義され、デフォルト設定値は 500 ピクセルです。面積が指定「最大面積」よりも大きいすべてのオブジェクトはカウントから除外されます。カウント用にオブジェクトが選択されると、このオブジェクトの「最大面積」が直ちに設定され、使用されます。easyTouch+ を使用してさらにオブジェクトを追加した場合、選択対象に追加された各オブジェクトについて「最大面積」が自動的に調整されます。しかし、対応するコネクターで値を手動で変更することもできます。

追加パラメーター

ROI:

このパラメーターは、処理用の関心領域 (ROI) を定義します。ROI と「処理領域」の結合部分の外側にある画像部分は処理の対象外になります。 また、そのどちらかが空の場合、他の一方の内部にある画像部分は処理されます。どちらも空の場合、画像全体が処理されます。

デフォルトで、「ROI」は空 ROI として定義されます。空でない ROI を処理に使用する場合は、前のツールの適切な ROI 結果にパラメーターを接続するか、使用可能な ROI ボタンで新しい ROI を画像に描画します。

アライメントデータ:

このパラメータは、ROI のアライメントに使用するアライメントデータを表します。デフォルトでは、アライメントデータが接続されていないため、効果はありません。特定のアライメントデータを使用するには、マッチングによるアライメント直線境界でアライメントを決定画像をアライメント、あるいは 画像を回転 など、パラメータを適切な前のツールの結果に接続します。

最小グレイ値:

このパラメーターはカウントするオブジェクトの「最小グレイ値」を定義します。パラメーターの設定値はデフォルトで 0 です。 カウント用にオブジェクトが選択されると、このオブジェクトの「最小グレイ値」が直ちに設定され、使用されます。グレイ値が指定「最小グレイ値」よりも低いすべてのオブジェクトはカウントから除外されます。easyTouch+ を使用してさらにオブジェクトを追加した場合、選択対象に追加された各オブジェクトについて「最小グレイ値」が自動的に調整されます。しかし、対応するコネクターで値を手動で変更することもできます。

最大グレイ値:

このパラメーターはカウントするオブジェクトの「最大グレイ値」を定義します。デフォルト設定値は 128 です。グレイ値が指定「最大グレイ値」よりも高いすべてのオブジェクトはカウントから除外されます。カウント用にオブジェクトが選択されると、このオブジェクトの「最大グレイ値」が直ちに設定され、使用されます。easyTouch+ を使用してさらにオブジェクトを追加した場合、選択対象に追加された各オブジェクトについて「最大グレイ値」が自動的に調整されます。しかし、対応するコネクターで値を手動で変更することもできます。

面積許容範囲:

このパラメーターは、カウントするオブジェクトのサイズの許容範囲を設定します。範囲は 0 から 100 です。デフォルト設定値は係数 30 です。easyTouch によるこの値の調整はありません。ただし、このパラメーターは、easyTouch で選択したオブジェクトの「最小面積」と「最大面積」の値の見積もりに使用します。したがって、「面積許容範囲」は処理には直接反映されず、easyTouch の使用時にのみ適用されます。

面積許容範囲」を最大値 100 に設定すると、選択したオブジェクトの「最小面積」はオブジェクトの実際の面積の 1/2 に設定され、「最大面積」は実際の面積の 2 倍に設定されます。

処理領域:

このパラメーターは、処理する領域を定義します。ROI と「処理領域」の結合部分の外側にある画像部分は処理の対象外になります。また、そのどちらかが空の場合、他の一方の内部にある画像部分は処理されます。どちらも空の場合、画像全体が処理されます。

デフォルトで、「処理領域」は空の領域として定義されます。「処理領域」を指定するには、領域が現在のツールに渡されるよう、パラメーターを前のツールの適切な領域結果に接続します。

結果

基本結果

抽出領域:

この結果には、カウントしたオブジェクトの領域が含まれます。

:

この結果は指定されたパラメーターでカウントされたオブジェクトの「」を含みます。結果は整数として返ります。

ツール状態:

ツール状態」はツール状態の情報を返します。したがって、エラー処理に使うことができます。さまざまなツールの状態結果の詳細については、 ツール状態 結果 のトピックを参照してください。

追加結果

処理時間:

この結果は、ツールの直近の実行の持続時間をミリ秒単位で返します。結果は、追加結果として提供されます。したがって、デフォルトでは非表示になっていますが、ツール結果の横にある ボタンを使用して表示できます。詳細については、ツールリファレンス概要の処理時間の節を参照してください。

アプリケーションの例

このツール、以下の MERLIC Vision App 例で使用します:

  • check_correct_filling_on_3d_height_images.mvapp