キズ欠陥を抽出
このツールを使って表面のキズを検知します。このツールには easyTouch を利用できます。 画像では検出するキズを対話的に選択できます。このとき、対応するパラメーターは自動的に適合されます。
パラメーター
基本パラメーター
画像:
このパラメーターは、キズの検出範囲になる画像を表します。
色画像をこのツールの入力として使用すると、最初のチャンネル (赤いチャンネル) のみが処理の対象になります。
キズ幅:
このパラメーターは検知するキズの幅を定義します。このパラメーターはピクセル単位で定義され、デフォルト設定値は 5.0 ピクセルです。検索用にキズが選択されると、「キズ幅」が直ちに設定され、使用されます。しかし、対応するコネクターで値を手動で変更することもできます。
キズコントラスト:
「キズコントラスト」は、背景を基準にしたキズのコントラストをグレイ値で定義します。パラメーターの設定値はデフォルトで 10 です。 検索用にキズが選択されると、「キズコントラスト」が直ちに設定され、使用されます。しかし、対応するコネクターで値を手動で変更することもできます。
キズプロパティ:
このパラメーターでは、背景に対してキズが暗いか、または明るいかのプロパティを定義します。このパラメーターのデフォルト設定値は「暗い」です。必要に応じて対応するコネクターでその値を変更できます。
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値 |
説明 |
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明るい |
キズが暗いまたは明るい表面で現れた場合、この値を使います。 この値が設定されている場合、すべての明るいキズが検知に含められます。 |
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暗い |
検知するキズが暗いまたは明るい表面で現れた場合、この値を使います。 この値が設定されている場合、すべての暗いキズが検知に含められます。 |
追加パラメーター
ROI:
このパラメーターは、処理用の関心領域 (ROI) を定義します。ROI と「処理領域」の結合部分の外側にある画像部分は処理の対象外になります。 また、そのどちらかが空の場合、他の一方の内部にある画像部分は処理されます。どちらも空の場合、画像全体が処理されます。
デフォルトで、「ROI」は空 ROI として定義されます。空でない ROI を処理に使用する場合は、前のツールの適切な ROI 結果にパラメーターを接続するか、使用可能な ROI ボタンで新しい ROI を画像に描画します。
アライメントデータ:
このパラメータは、ROI のアライメントに使用するアライメントデータを表します。デフォルトでは、アライメントデータが接続されていないため、効果はありません。特定のアライメントデータを使用するには、マッチングによるアライメント、直線境界でアライメントを決定、画像をアライメント、あるいは 画像を回転 など、パラメータを適切な前のツールの結果に接続します。
最小キズ長さ:
このパラメーターは検知するキズの最小長さを定義します。このパラメーターはピクセル単位で定義され、デフォルト設定値は 10 ピクセルです。10 ピクセル以上の長さのすべてのキズは検出対象になります。検索用にキズが選択されると、このキズの「最小キズ長さ」が直ちに設定され、使用されます。対応するコネクターで手動でその値を変更できます。
処理領域:
このパラメーターは、処理する領域を定義します。ROI と「処理領域」の結合部分の外側にある画像部分は処理の対象外になります。また、そのどちらかが空の場合、他の一方の内部にある画像部分は処理されます。どちらも空の場合、画像全体が処理されます。
デフォルトで、「処理領域」は空の領域として定義されます。「処理領域」を指定するには、領域が現在のツールに渡されるよう、パラメーターを前のツールの適切な領域結果に接続します。
結果
基本結果
キズ:
この結果では、検出したキズの輪郭が返ります。輪郭は、'ok' に定義した色設定で表示されます。例、デフォルトで緑色。
数:
この結果は指定されたパラメーターで検知されたキズの「数」を含みます。結果は整数として返ります。
長さ:
この結果は検知されたキズの「長さ」を含みます。ひとつ以上のオブジェクトが見つかった場合、対応する長さがタプルとして返されます。長さは実数で返ります。
真直度:
この結果は検知されたキズの「真直度」を含みます。この値は、キズの近似線分に対するキズの偏差値として出力されます。値が低いほどキズはまっすぐになります。
ツール状態:
「ツール状態」はツール状態の情報を返します。したがって、エラー処理に使うことができます。さまざまなツールの状態結果の詳細については、 ツール状態 結果 のトピックを参照してください。
追加結果
キズ領域:
この結果では、検出したキズの領域が返ります。キズが互いに近接している場合は、「キズ領域」の数と「数」で返る結果とは異なることがあります。
処理時間:
この結果は、ツールの直近の実行の持続時間をミリ秒単位で返します。結果は、追加結果として提供されます。したがって、デフォルトでは非表示になっていますが、ツール結果の横にある ボタンを使用して表示できます。詳細については、ツールリファレンス概要の処理時間の節を参照してください。
アプリケーションの例
このツール、以下の MERLIC Vision App 例で使用します:
- detect_only_scratches_with_photometric_stereo.mvapp